車は「乗り潰す」より「3年で乗り換え」が得かも|過走行16万kmの私がリセールに目覚めた話

乗り換え・リセール

※本記事には広告(アフィリエイトプログラム)が含まれます。

先月、車検を終えた。我が家のFJクルーザーは走行16万km。車検のたびに「いよいよ次の車検まで持つかな」と毎回考える。そして今回も一応、頭の中で次の車を探し始めた。

これまで自分は、完全に「乗り潰す派」だった。買った車は壊れるまで、走れるだけ走る。それが一番得だと思っていた。ところが今回、初めて「3年で乗り換える」という選び方を真剣に考えている。きっかけは、手放したベンツと、今も乗っているFJ。この2台にまつわる体験だ。

ベンツを1年7ヶ月で手放して、190万円が消えた

FJの前に乗っていたのは、2015年式のメルセデス・ベンツC(ステーションワゴン)。一度はベンツに乗ってみたいという憧れから、頑張って610万円で買った車だ。

すごくいい車だった。でも、飽きた(笑)。所有して1年7ヶ月で手放した。売却額は420万円。買った値段から、ざっと190万円のマイナスだ。

ところが当時の自分は、この190万円を何とも思っていなかった。「車を買って乗ったんだから、それくらい下がるのは当たり前」。それで終わっていた。今思えば、結構な額が1年半で溶けていたわけだ。

自分のFJの査定額200万円を見て、頭を殴られた

その後に乗り換えたのが、今のFJクルーザー。深い理由はなく、人があまり乗っていない、変わった車に惹かれただけだ。このときも、リセールなんて1ミリも考えていなかった。

転機は3年ほど前。次はジープ・ラングラーもいいな、と思って実際にディーラーへ見に行った。そこで下取りのつもりで、乗っていたFJを査定に出した。そして目を疑った。すでに10万kmを超えていた自分のFJに、査定額が200万円ついたのだ。

10万km走った自分の車に、200万円。1年7ヶ月で190万円を平気で溶かしたベンツと、頭の中で並べてしまった。同じ「車を持つ」ことなのに、売るときの値段(リセール)でこんなに差が出るのか、と。

このとき初めて、「リセールを考えて車を買う」という発想が世の中にあることに気づいた。恥ずかしながら、それまで一度も考えたことがなかった。

今のFJも、結果的に「リセールが強い車」だった

結局そのとき、ラングラーには乗り換えず、FJをそのまま乗り続けることにした。査定で「まだこんなに価値が残っているのか」と分かった以上、慌てて手放す理由もなかったからだ。

ところが乗ってみて分かったのは、FJは16万km走った今でも、100万円以上で売れそうな相場だということ。販売終了した少数派のSUVは、値落ちしにくい。狙ったわけではないのに、結果的に「リセールが強い買い方」を勝手にしていた。

つまり、リセールの良し悪しは「人気・少数派・需要」でだいたい決まる。ベンツのワゴンは普通に値落ちし、ラングラーやFJのような濃いキャラの車は落ちにくい。16万kmのFJに今いくらの値段がつくのかは別記事で相場をまとめているので、興味があればそちらも。

だから次は「3年・車検前に乗り換える」を考えている

16万kmまで乗り潰してきた自分が言うのもなんだが(笑)、次からは「3年・車検前に乗り換える」サイクルを考えている。

リセールが高いうちに手放せば、実際の負担額(買った値段マイナス売った値段)は意外と小さく収まる。3年ごとに新しい車に乗り換えても、トータルの出費は乗り潰しと大して変わらない――どころか、車種を選べばむしろ得かもしれない。190万円を溶かして、ようやくその仕組みに気づいた。

とはいえ、乗り潰しを否定する気はない

このブログの看板は「16万km超えても、まだ走る」だ。乗り潰しの良さも、身に染みて分かっている。ローンが終わってしまえば、あとは維持費だけで動いてくれる。長く乗るほど愛着もわく。16万kmを故障ゼロで走ってきたFJに、不満があるわけでもない。

だから自分は、完全に乗り換え派に転向したわけではない。「乗り潰す」と「リセールで回す」、両方をそれなりに経験したからこそ、次の1台は試しに後者を選んでみたい、という気持ちでいる。揺れているのが本音だ。

リセールで選ぶなら、候補はこの4台だった

では実際にリセールも込みで次を選ぶとして、候補に挙がったのが次の4台。先に言ってしまうと、自分の中ではもう1台に絞れている。

  • ハイラックス……リセールは強いが、全長が長すぎて我が家の車庫に入らず断念。
  • RAV4……新型をディーラーで見た。最新の車でピカピカなのは分かったが、なぜかあまり魅力を感じなかった。スノーボードに行く我が家には、荷室もやや狭い。
  • 新型ランドクルーザーFJ……2026年に出たばかりの「小さいランクル」。ただ、スノボ道具を積む我が家には少し小さく、燃費も悪そうで見送り。
  • ランドクルーザー250……ディーラーで実車を確認。サイズも問題なし。値段は張るが、リセールが良さそうなので3年後を考えれば悪くない。自分の中では、これ一択

余談だが、今のFJが個性的すぎるせいで、RAV4のような優等生的な車がどうしても物足りなく見えてしまう。濃い車に長く乗ると、舌が肥えてしまうのかもしれない(笑)。各車種のリセールや維持費を細かく比較した話は、次の記事「次の1台に考えてる4台をリセール込みで比較した結論」でまとめた。

「いま売ったらいくらか」を知っておくだけで、乗り潰すか乗り換えるかの判断は変わります。

▶ ユーカーパックで愛車の査定額を見てみる(無料)

申込は無料。買取店が入札するオークション形式のサービスです。

まとめ:車は「いくらで買うか」より「いくらで売れるか」

190万円を溶かして、ようやく気づいた。車の総額は、安く買うことより「売るときにいくら残るか」で決まる。乗り潰しが悪いわけではない。ただ、リセールという選択肢を知っているだけで、次の1台の選び方は確実に変わる。

次の車検が来る前に、もう少し本気で考えてみようと思う。乗り潰した場合の維持費と、3年で乗り換えた場合の負担。どちらが自分にとって得なのか、答えが出たらまたここに書く。

リセールを意識するなら、第一歩は「今の愛車の相場を知ること」。無料査定で現在の価値をサッと確認できます。

▶ 愛車の無料査定をチェックする(中古車のガリバー)

▶ 関連:車の下取りと買取はどっちが得?損しない選び方はこちら

▶ 関連:残価が高い車が街にあふれる理由|リセールの仕組みはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました