結論:整備されている過走行車なら、夏の長距離も帰省もふつうに走れます。ただし夏は古い車の弱点が出やすい季節。出発前の「直前チェック」と道中の走り方で、安心感がまるで違います。16万km超のFJクルーザーに乗っている僕のやり方をまとめます。
※実際にこのFJで東京→大阪 往復1000kmを走った実録は、15万km超のFJクルーザーで東京→大阪 往復1000km|過走行車で長距離を走った結果にまとめています。
10万kmを超えた車で高速に乗るのが不安。帰省の往復数百kmが心配。夏になると、そんな声をよく見かけます。
僕のFJクルーザーは16万km超え。年1.5万kmペースで走っていて、高速も長距離もふつうに使っています。それでも夏だけは、出発前にやることを決めています。
夏の長距離で、過走行車の何が心配なのか
夏に古い車の弱点が出やすい理由はシンプルで、熱の負荷が一年で一番大きいからです。
- 冷却系:渋滞+エアコン全開はエンジンに一番きつい組み合わせ
- タイヤ:路面温度が高く、劣化したタイヤにはシビアな季節
- バッテリー:夏の電装フル稼働は消耗を早める
- エアコン:効きが落ちていると、渋滞で車内が地獄になる
逆に言えば、見るべき場所はこの4つに集中しています。
出発前日にできる「直前チェック」5つ
点検に出す時間がなくても、前日に自分で見られることだけで大分違います。
① クーラント(冷却水)の量と、にじみ
ボンネットを開けて、リザーバータンクの液面がMINとMAXの間にあるか。タンクやホースまわりに乾いた跡やにじみがないか。ここが夏の本丸です。
② タイヤの空気圧と溝
空気圧は何もしなくても時間とともに自然に抜けていきます。高速に乗る前はガソリンスタンドで指定圧に。溝と一緒に、ひび割れも見ておくと安心です。
③ エンジンオイルの量
レベルゲージで量だけでも確認。過走行車はオイルが減る車もあるので、長距離前の確認はクセにしておくと安心です。
④ バッテリーの年数
交換から何年たっているか思い出しておく。うちのFJは8年もちましたが、夏の出先で突然死ぬのがバッテリーです。年数が分からない場合は、それ自体が交換サインだと思っています。
⑤ エアコンの効き
走り出してから気づいても遅いのがここ。前日に10分走って、しっかり冷えるか確かめておくだけです。
道中の走り方で気をつけている3つ
- 渋滞では水温に気を配る。水温計(警告灯)に異変が出たら、エアコンを切って様子を見る勇気も必要です
- 休憩は人だけでなく車にも。2時間走ったら止まる。夏はこれをエンジンとタイヤのためだと思ってやっています
- 急がない。古い車の高速は、飛ばさないのが一番の保険です
もしもの備え:ロードサービスの中身を知っておく
どれだけ見ても、機械なので絶対はありません。だから出発前に一度だけ、任意保険のロードサービスで「レッカーは何kmまで無料か」「帰宅費用や宿泊は出るか」を確認しておくのをおすすめします。出先で止まったとき、これを知っているかどうかで慌て方が違います。
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長距離の前に、保険の中身を今の乗り方に合わせておくと安心です。ロードサービスの範囲(レッカー距離・宿泊対応など)は保険会社で差があります。一括見積もりなら、補償と保険料をまとめて比べられます。
16万kmのFJでの実際
うちのFJは中古で買ってから8年、16万kmを超えました。年1.5万kmペースなので、長距離は日常です。
それでも「出先で突然止まった」経験は今のところありません。理由は運もあるでしょうが、オイルなどの消耗品を記録を付けながら定期的に替えてきたことが大きいと思っています。過走行車の長距離は、日頃の整備の積み重ねがそのまま安心感になります。
よくある質問
Q. 10万km超えの車で高速に乗るのは危ない?
距離そのものより整備状態です。油脂類・タイヤ・ブレーキが管理されていれば、10万km超えでも高速は問題ありません。逆に低走行でも放置された車の方が心配です。
Q. 出発直前に異音や警告灯が出たら?
予定があっても乗らない一択です。夏の高速で止まると、車より人が危険にさらされます。整備工場に相談して、直してから出発してください。
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